第70回九都県市首脳会議の結果概要について
首都圏の首脳が一堂に会して、広域的課題に積極的に取り組むことを目的とした九都 県市首脳会議が本日、横浜市内で開催されました。
会議では、本市をはじめ、各都県市の首脳からの提案等について協議し、検討会の設 置や国へ要望すること等を決定しました。内容については、別添のとおりです。
なお、本市は神奈川県と共同で、別添『3 意見交換に係る合意事項』の「( 6) 障 害者が安全で安心して暮らせる共生社会の実現に向けた共同宣言」を提案し、障害の有 無にかかわらずあらゆる人の尊厳が守られ、安全で安心して暮らせる共生社会の実現に 向けて、都民・県民・市民と連携しながら取り組んでいくという強い決意を共有すると ともに、その姿勢を社会全体に発信していくため、共同宣言をしました。
出席者: 埼 玉 県 副 知 事 塩 川 修 千 葉 県 知 事 森 田 健 作 東 京 都 知 事 小 池 百 合 子 神 奈 川 県 知 事 黒 岩 祐 治 川 崎 市 長 福 田 紀 彦 千 葉 市 長 熊 谷 俊 人 さ い た ま 市 長 清 水 勇 人 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫
横 浜 市 長 林 文 子(九都県市首脳会議座長) 平成28年10月26日 相 模 原 市 発 表 資 料
問合せ先 広域行政課
電話 042−769−8248
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第 7 0 回 九 都 県 市 首 脳 会 議 の 結 果 概 要
平 成 2 8 年 1 0 月 2 6 日 九 都 県 市 首 脳 会 議
1 報告事項
(1)首都圏問題について
首都圏の再生等に向けて、国の大都市圏制度等に関する動向を注視するととも に、業務核都市の育成整備等に関する要望書の国への提出などを行った。引き続 き首都圏の再生等に向け、情報収集に努めるなど、共同の取組を進めることとし た。
(2)廃棄物問題対策について
ア 食品廃棄物の削減を図るため、食べきりの普及を行うとともに、家庭や飲食 店での食品ロスを減らすための普及啓発を行ったほか、容器包装廃棄物の削減 を図るため、容器包装を減量化した商品や各事業者の取組をPRするキャンペ ーンを実施した。
イ 建設汚泥の適正処理に向けて検討を行ったほか、PCB廃棄物の適正処理を 促進するためのリーフレットを作成することとした。また、電子マニフェスト の普及啓発を図るとともに、「産廃スクラム32」と共同して、産業廃棄物収 集運搬車両の一斉路上調査を実施した。
ウ 各種リサイクル法、廃棄物処理法等に関する問題点について課題を整理し、 国への要望事項を検討した。今後は、検討した事項について、国に対して制度 改正等の要望を行う。
(3)環境問題対策について
ア 地球温暖化対策については、引き続き、省エネ・節電行動の呼びかけ、再生 可能エネルギー導入促進や水素社会の実現に向けた普及啓発活動、ヒートアイ ランド対策全般に係る取組を行うこととした。
環境分野にお ける国際 協力について は、引き 続き、JIC A等関係 機関と協 議を進めていくこととした。
イ 大気中の窒素酸化物及び浮遊粒子状物質削減対策については、引き続き九都 県市で連携し、自動車排出ガス対策としてディーゼル車規制及び低公害車の普 及拡大のための低公害車指定制度の運用を行うとともに、エコドライブの普及 に向けた啓発・情報発信など効果的な取組を検討、実施することとした。また、
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ガソリンベーパー対策に係る国の検討状況を踏まえ、今後のガソリンベーパー 対策の推進方策について検討することとした。
ウ 東京湾の水質改善については、東京湾環境一斉調査を継続・発展させること で東京湾再生への関心を醸成しながら、収集したデータを基に水質改善対策の 検討を進めることとした。また、底質改善対策等の効果を検証するため、今後 も各自治体の東京湾底質調査結果を収集し取りまとめるとともに、活用を図る こととした。
エ 緑の保全、創出施策については、各都県市の事業改善や新規実施につなげて いくために、引き続き、各都県市での緑の保全・創出について調査・情報交換 を行うこととした。また、都市の動向を踏まえ、緑地保全・創出の推進のため に、引き続き、財政支援策等について、国に対する要望を行うこととした。
(4)地震防災・危機管理対策について
ア 首都圏における「地震防災対策」及び「国民保護の推進」について、国への 提案活動を行った。引き続き、防災・危機管理対策に関する制度の検証や対策 の検討を行い、課題について国に対して提案活動を行うとともに、各担当者会 議を通じて各都県市で抱える課題等を整理し、取組を進める。
イ 東日本大震災等の教訓や課題と、これまで実施した合同防災訓練の成果等を 踏まえ、かつ地域の特性を鑑み、「第 37 回九都県市合同防災訓練」を実施した。
今後は、平成 29 年に神奈川県を事務局として「第 38 回九都県市合同防災訓 練」を実施する。
また、平成 29 年度中に実施する第9回九都県市合同防災訓練・図上訓練の準 備を進める。
ウ 首都圏における新型インフルエンザ等感染症対策の広域的な取組について、 九都県市が共同で研究し、その成果を具体化するために研修会を開催すること とした。
(5)首脳会議で提案された諸問題について
ア アクアライン通行料金引き下げを含む首都圏の高速道路について
これまで、首 都圏の高 速道路の料金 施策等に 関して、国等 の動向を 注視しつ つ、情報提供・意 見交 換をしてきた。首 都圏 の高速道路料金に つい ては、三環 状の整備の進展を踏まえ、対距離制を基本とした利用重視の料金体系へ平成 28 年4月から移行さ れた 。今後も、情報収 集や 首都圏の高速道路 網の 利用状況の 把握に努め、情報共有を図っていく。
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イ 風しん撲滅に向けた九都県市共同での取組について
予防接種促進のための九都県市共同の取組として、平成 28 年 12 月に広告媒 体を活用して広報 を実 施するとともに、 今後 も引き続き効果的 な広 報等につい て検討していく。
ウ 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組について パラリンピッ クの普及 ・啓発につい て、各都 県市で実施す る事業等 において 相互周知するとと もに 、イベントカレン ダー を作成し、九都県 市首 脳会議ホー ムページ等を活用して周知を図ったことが報告された。
引き続き、パ ラリンピ ックの普及・ 啓発に係 る取組を進め るととも に、九都 県市が連携した新たな取組を検討することとした。
エ ガソリンベーパー対策の推進について
国の検討状況 を踏まえ 、今後のガソ リンベー パー対策の推 進方策に ついて検 討する。
オ 自然災害に備えた家庭での備蓄促進について
自然災害に備えた 家庭 での備蓄を促進す るた め、ポスター(1 万1 千枚)や、 リ ー フ レ ッ ト ( 10 万 1 千 枚 ) を 作 成 し 、 平 成 28 年 9 月 1 日 に 係 る 1 週 間 の
「防災週間」に、 九都 県市とスーパー等 の小 売店舗が連携のう え集 中的な広報 活動を行った。
今後は、各都県市が行う防災イベント等において広報を図っていく。
カ ヒートアイランド対策について
ヒートアイラ ンド対策 全般の啓発強 化のため 、九都県市連 携による 打ち水イ ベントを実施する とと もに、事業者や住 民の 取組を促すため、 啓発 リーフレッ トを作成・配布し た。 今後は、ヒートア イラ ンド対策全般に係 る取 組を促進す るため、引き続き 、九 都県市で連携した 取組 について検討・実 施し ていくこと とした。
キ 子どもの貧困対策について
子どもの貧困 対策と未 然防止に関わ る、様々 な施策・制度 のシーム レスな取 組の推進に向けて 、取 組状況調査を実施 し、 既存施策の着実な 推進 、新たな支 援の枠組みについ て検 討を行った。今後 は、 子どもの貧困対策 につ いて、国へ 要望するとともに 、引 き続き各都県市の 取組 を進め、必要に応 じて 情報交換や 意見交換を行い、連携を図っていく。
ク 「子どもの未病対策」の推進について
九都県市で共通して使用できるポスター、デジタルコンテンツで普及啓発を
4 行っていくことを決定した。
今後は、それぞれの広告媒体を活用した周知を図るなど、具体的な方策を実 現可能なものから順次実施していくこととした。
ケ 国民健康保険特定健康診査受診率向上への取組について
国民健康保険 特定健康 診査の受診率 向上に向 けた各自治体 の取組や 先進事例 の共有、効果的な 啓発 方法について意見 交換 を行い、啓発動画 を作 製すること とした。動画作製にあたり、企業と大学より協賛いただいた。
今後は、特定 健康診査 受診率向上の ため、九 都県市が連携 して動画 を放映す る等の啓発活動を行う。
コ 福島の復興・創生について
(ア)福島の復興・創生に関する高校生と九都県市首脳との意見交換会
福島県や首都 圏(横浜 市)の高校生 を招き、 震災や復興に 関連する 活動を紹 介いただき、九都 県市 首脳及び福島県副 知事 とともに震災復興 への 思いや九都 県市首脳への期待などについて意見交換を行った。
これらを通じ 、次世代 を担う若者と 首脳とが 福島の復興・ 創生に関 する思い や課題を共有し、九都県市としての福島への支援のあり方を改めて確認した。
(イ)福島の復興・創生への支援
福島県からの 要望につ いて、福島県 への教育 旅行の呼びか けの場の 提供や各 都県市で開催され るイ ベントへの福島県 産品 の販売・PRブー スの 出店、各都 県市の広報誌にお ける 福島の復興・創生 に係 る取組のPR、専 門人 材確保に係 る支援など、九都県市で連携・共同した取組等を検討・実施した。
また、福島の 復興・創 生に向けて、 国の取組 がより一層加 速するよ う、国へ 要望を行うこととした。
引き続き、福 島県及び 九都県市で随 時情報共 有をしながら 、連携・ 共同した 取組を検討・実施していく。
(6)「九都県市のきらりと光る産業技術」について
別紙1 のとおり、本日、第 70 回九都県市首脳会議に先立ち、首都圏の優れた 企業及びその産業技術を首都圏共通の財産として紹介し、表彰した旨報告があっ た。
2 協議に係る合意事項
(1)地方分権改革の推進に向けた取組について
今後の地方分権改革が、個性豊かで活力に満ちた地域社会を実現するという基 本理念を貫徹し、真の分権型社会の実現に向けて確実に推進されるよう、九都県 市としての意見を取りまとめ、 別紙2 のとおり、国に対して要求を行うこととし た。
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3 意見交換に係る合意事項
( 1 )若 年 層に おける 交 際相 手 から の暴力 ( デー ト DV )の未 然 防止 対 策へ の取組 に ついて
若年層における交際相手からの暴力、いわゆるデートDVによる被害は、近年 深刻さを増している。
デートDVの認知度は、DVと比べ低く、知らぬ間に被害者・加害者となる恐 れがあり、当事者意識の醸成が必要である。
デートDVの加害者・被害者を一人でも減らせるよう、デートDVの認知度向 上への取組について首都圏連合協議会において検討することとした。
(2)介護人材の確保・定着対策の推進について
要介護高齢者数が増加し、一層の介護ニーズが増大していく中で、介護を担う 人材の不足は深刻な状況となっており、介護人材確保・定着のための対策を進め ていく必要があることから、介護従事者の賃金の底上げなどによる処遇改善や介 護の仕事のイメージアップなどについて、九都県市としての意見をとりまとめ、 別紙3 のとおり、国に対して要望を行うこととした。
(3)再生可能エネルギーの更なる普及拡大について
本格的な低炭素社会を実現するためには、省エネルギー対策だけでなく、再生 可能エネルギーの普及拡大に向けた取組の強化が不可欠であることから、系統設 備の整備・増強の促進、電力の広域融通を可能とするための送電系統の運用方法 の改善、調整電源や発電出力予測の活用等による接続可能量の拡大、環境アセス メントに係る手続の迅速化について、九都県市としての意見をとりまとめ、 別紙 4 のとおり、国に対して要望を行うこととした。
(4)「働き方改革」の実現に向けた取組について
「働き方改革」を進めるに当たっては、社会の発想や制度の大きな転換が必要 になるとともに、各都県市が職員の働き方をもう一度見つめなおし、自治体職員 の新たな働き方を議論していく必要がある。
そこで、各都県市の職員の働き方の現状を踏まえた、多様で柔軟な働き方が可 能となる「働き方改革」の実現に向けた取組について、首都圏連合協議会におい て検討することとした。
(5)妊娠・出産・不妊に関する知識の普及啓発について
晩婚化が進む社会で不妊の問題は以前よりも深刻となっている。また、不妊治 療は夫婦そろって取り組むことが重要である。
そこで、妊娠・出産・不妊に関する知識を早い段階で身に付けられるよう周知 し、子どもを望む夫婦が、早期に、そろって不妊検査や不妊治療を受診する意識 の向上を図る取組について、首都圏連合協議会において検討することとした。
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(6)障害者が安全で安心して暮らせる共生社会の実現に向けた共同宣言
すべての人の命は平等でかけがえのないものであるという理念のもと、障害の 有無にかかわらずあらゆる人の尊厳が守られ、安全で安心して暮らせる共生社会 の実 現に 向け て、 都 民・ 県民 ・市 民と 連 携し なが ら取 り組 ん でい くと いう 強い 決意を九都県市で共有するとともに、その姿勢を社会全体に発信していくため、 別紙5 のとおり、共同宣言を行った。
(7)ダイバーシティの推進に向けた、LGBT・障害者への配慮について
少子超高齢社会を迎えた我が国が活力を維持し、今後も発展を続けていくため には、ダイバーシティの推進が重要である。しかし、我が国の多様性社会への適 応はいまだ途上であり、これまで以上に対策を進める必要がある。
そこで、LGBTへの適切な対応や支援、正しい知識の普及啓発等について、 首都圏連合協議会において検討することとした。
また、障害者スポーツの推進に九都県市がこれまで以上に積極的に取り組んで いくため、 別紙6 のとおり、共同宣言を行った。
4 その他
(1)「マグネット・カルチャー」及び「ベトナムフェスタ i n 神奈川 2016」につい て
神奈川県から、文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出す、 マグネット・カルチャー、略して「マグカル」の取組について紹介があった。
また、本年 10 月 28 日(金)から 30 日(日)の間で、横浜市内において開催さ れ る 「 ベ ト ナ ム フ ェ ス タ i n 神 奈 川 2016」 や こ の イ ベ ン ト を 盛 り 上 げ る た め の
「ベトナム月間」について、紹介があった。
5 次回は、平成 29 年春、相模原市主催で開催する。
製品・技術の名称 企 業 名
製品・技術の概要
カッティングマシーン用グリッドローラー
テクシアマシナリー株式会社
エンジン用排気ガス小型温度指示計
ネステック株式会社
超臨場感プロジェクションマッピング
「MEDIARIUM®」
株式会社アシュラスコープインスタレー ション
Radar-Light
レーダー ライト
株式会社CQ-Sネット
FPGAロジックデバッガーVSTAR
ベリフィケーションテクノロジー株式会社
エスカレーターグラフィックス
株式会社アサイマーキングシステム
環境配慮型の水性錆転換塗料
「サビキラーPRO」
株式会社BAN-ZI
ヒト肌に限りなく近い質感をもつバイオ スキンを用いた乳がん検診モデル
株式会社レジーナ
浮遊物・浮上油回収装置
「eco eit(エコイット)」
永進テクノ株式会社 東
京 都
シアター型のプロジェクションマッピングとは異なり、体感する映 像空間を生成。多角度投影マッピングの手法により鑑賞者がス クリーンを自由な方向から見ることが可能。「だまし絵」の技術 を用いて奥行きのある立体感のある映像を実現しました。
平成28年「九都県市のきらりと光る産業技術」表彰企業一覧
埼 玉 県
クラフト用カッティングマシーンに搭載されるグリッドローラー
(紙送りローラー)表面に、微細で鋭利なスパイク状の突起を加 工する技術を開発。ローラー表面に形成したスパイク状の突起 により、硬質で滑り易いクラフト台紙であっても確実にグリップ でき、微細な円形状も美しくカットすることが可能。
千 葉 県
封入された不活性ガスが温度変化により、膨張・収縮する原理 を応用した温度指示計であり、エンジンの排気ガス温度計測に 用いられる。ギヤレス構造であり振動に強い、水銀を使用して おらず廃棄時の扱いが容易、定期的なメンテナンスが不要、ダ イヤル式で温度を指示するので視認性が良いという特徴があり ます。
神 奈 川 県
レーダー技術(24GHz)を用いた安心見守りシステム。
照明器具に内蔵された新規開発のレーダーが、ひとり暮らしの 高齢者等対象者の動きをモニターし、転倒やしゃがみこみなど の異常状態が発生した場合に、ネットワーク経由でスマホやタ ブレットなどの情報端末へ対象者の状態をお知らせします。
横 浜 市
半導体集積回路の一つであるFPGA(Field Programmable Gate Array)内部回路の動作を可視化するデバッグツールで、FPGA 開発の検証、デバッグのコスト、期間を大幅に削減します。
川 崎 市
エスカレーターの乗降部分及び蹴込み部分に装飾グラフィック スフィルムの貼り付けを行う技術。スリーエムジャパンと共同開 発した特殊フィルムと、特許取得の施工方法で、凹凸のある基 材面にグラフィックスフィルムを安全に貼付し、用途を終えた際 には綺麗に剥離することも可能にしました。
千 葉 市
環境配慮型の水性錆転換塗料サビキラーPRO。錆び落とし不 要で、錆びに直接塗るだけで錆びの進行・再発を防ぎます。水 性系、溶剤型、各種上塗り塗料が塗装でき、シルバー色で、そ のままの仕上げも可。トタン、フェンス、バイク、グレーチングな どの鉄部全般、亜鉛メッキ面にも塗装できます。海外にも需要 があり今後の販路拡大にも期待できます。
さ い た ま 市
当社が開発した人の皮膚にきわめて近い質感をもった人工皮 膚を用いた乳がん検診モデル。しこり(模擬がん)を感触と視覚 で確認できることで、検診の重要性を啓発し、検診へと導くこと を容易にします。
相 模 原 市
工作機械の使用時に切削液へ混入する油やスラッジを回収す る装置。沈殿物のほか、液面の浮遊物に対しても特許取得の
「2段式液面追従吸込みシステム」で回収を可能にしました。切 削液を清浄化することで、切削液や切削工具の長寿命化、加 工条件の安定化、機械の故障率低下等の効果を実現。コンパ クトで設置場所を選ばず、シンプルな構造によるメンテナンスの 容易性なども本製品の特徴。
別紙1
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地方分権改革の実現に向けた要求
地域の自主性・自立性を高め、個性豊かで活力に満ちた地域社会を実現する ためには、国と地方の役割分担を明確にし、地方分権改革を確実に推進していく ことが必要であり、あわせて、地方が主体的に行財政運営を行うことができる よう、地方税財政制度を抜本的に見直すことが不可欠である。
地方分権改革については、これまで様々な取組が進められてきたが、権限移譲 や義務付け・枠付けの見直しが十分に行われておらず、国から地方への税源移譲 も三位一体改革以降行われていないなど、道半ばであり、更なる取組が必要で ある。
また、現在、国が取組を進めている一億総活躍社会の実現において、地方創生 は「最も緊急度の高い取組の一つ」とされている。こうした中、地方分権改革の 推進は、地域が自らの発想と創意工夫により課題解決を図るための基盤となるも のであり、地方創生において極めて重要なテーマであることから、その重要性は より一層増している。
そこで、本日、九都県市首脳会議は、政府に対し、真の分権型社会の構築に 向け、地方の意見を確実に踏まえ大胆な改革を断行するよう、以下の事項を強く 要求する。
Ⅰ 真の分権型社会の実現
(1)更なる権限移譲の推進
これまでの地方分権改革に係る一括法等により、国から地方への権限移譲 及び都道府県から基礎自治体への権限移譲が実施されたが、国の出先機関の 見直しは行われておらず、権限移譲もいまだ十分ではない。
つ い て は 、 国 の 出 先 機 関 は 原 則 廃 止 す る 視 点 も 踏 ま え 、 国 と 地 方 の 役割 分 担 の 徹 底 し た 見 直 し を 行 い 、 更 な る 国 か ら 地 方 及 び 都 道 府 県 か ら 基 礎 自治体への大幅な権限移譲を進めること。
ま た 、 権 限 移 譲 を 進 め る に 当 た っ て は 、 住 民 に 身 近 な 事 務 ・ 権 限 は 全て 地 方 自 治 体に 移 譲 する こ と を 基本 と し 、事 務 事 業 を実 施 す るた め に 必要な 税財源を移譲するとともに、人員移管について地方との協議を行うこと。
なお、以下の事項については、優先的に取り組むこと。
・ハローワークについては、第6次地方分権一括法において、「地方版ハロ ーワーク」や「地方公共団体がハローワークを活用する枠組み」(ハロー ワーク特区における取組を全国に展開)など、新たな雇用対策の仕組みが 創設された。この仕組みが地方分権改革の歩みを大きく進めるものとなる よう、国と同等の求人・求職情報を地方側へ提供することや財政措置など、 引 き 続 き 地 方 と 協 議 を 重 ね 、 実 効 性 あ る 制 度 と す る こ と 。 つ い て は 、 新制度の成果検証を行い、国と地方の連携や役割分担の在り方等を改めて 検証すること。
・直轄道路・直轄河川については、地方が移譲を求める全ての区間を対象と
別紙2
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し て 、 適 切 な 移 管 時 期 な ど を 関 係 す る 地 方 自 治 体 と 十 分 に 協 議 す る とともに、移譲に当たっては確実に財源措置等を講じること。
・中小企業支援に関する事務など、地方が強く移譲を求めている事務・権限 を速やかに移譲すること。
・県費負担教職員の給与負担等の権限移譲に当たっては、道府県・指定都市 の 双 方 に と っ て 財 政 運 営 へ の 影 響 を 最 小 限 と す る 適 切 な 地 方 財 政 措 置を 早期に示し、確実に講じること。
(2)更なる義務付け・枠付け等の見直し
国 に よ る 関 与 、 義 務 付 け ・ 枠 付 け に つ い て は 、 地 方 か ら の 意 見 を 十 分 踏まえ、早期に、廃止を基本とした更なる見直しを徹底して行うこと。また、 国 は 一 括 法 等 に よ り 「 枠 付 け 」 の 見 直 し を 行 っ た と し な が ら 省 令 で
「従うべき基準」を設定することにより、実質的に「枠付け」を存続させて いる。したがって、「従うべき基準」の設定は行わず、既に設定されたもの についても撤廃すること。
また、条例による法令の上書き権を認めるなど地方自治体の条例制定権を 拡大すること。
(3)「提案募集方式」に基づく改革の推進
「提案募集方式」については、3回目の募集が行われ、地方から303件の 提案を行ったが、関係府省からの現時点の回答は、前向きな内容のものがあ る一方、対応が困難とされたものも多い。地方からの提案をいかに実現する かという基本姿勢に立ち、地方分権改革を着実に推進するという制度創設の 趣旨を踏まえ、一層の成果が得られるよう、対応方針の閣議決定及び来年度 予算の編成に向け、地方からの提案を最大限実現する方向で取り組むこと。 あわせて、今年の提案の検討の際には、地方が示す現行制度の具体的な支障 事例等だけでなく、住民に身近な行政はできる限り地方自治体に委ね、国と 地方の役割分担のあるべき姿を実現するという観点も重視すること。検討の 結果、仮に、提案内容が実現できない場合は、提案主体の納得が得られるよ う説明責任を果たすこと。
また、これまでの「提案募集方式」において、「実現できなかった」提案 のうち、地方から再提案があったものについては、改めてその実現に向けて 積極的に検討すること。
「平成27年の地方からの提案等に関する対応方針」については、掲載され た全ての事項の進捗状況を適宜確認し、速やかに地方と共有すること。加え て、第6次地方分権一括法等により措置された事項については、地方が十分 な 準 備 期 間を 確 保 し、 条 例 制 定な ど の 必要 な 対 応 を支 障 な く行 え る よう、 速 や か に 政省 令 の 整備 を 行 う こと 。 な お、 こ れ ま での 対 応 方針 に お いて、 引き続き「検討」するとされた提案については、実現に向けた確実なフォロ ーアップを行うこと。
さらに、「提案募集方式」の導入により、国自らがこれ以上、権限移譲、 義 務 付 け ・ 枠 付 け の 廃 止 等 を 検 討 し な い と い う こ と は あ っ て は な ら ず 、
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更なる地方分権改革に主体的に取り組むこと。
(4)地方自治法の抜本改正
現 行 の 地 方 自 治 法 を は じ め と す る 地 方 自 治 制 度 は 、 地 方 自 治 体 の 組 織・ 運 営 の 細 目に 至 る まで 規 定 し 、事 実 上 、国 が 地 方 行政 を 統 制す る 仕 組みと な っ て い るこ と か ら、 地 方 自 治体 の 裁 量権 を 広 範 に保 障 す るた め 、 地方の 意見を十分に踏まえ、早急に地方自治法を抜本改正すること。
(5)「国と地方の協議の場」の実効性ある運営
国と地方は対等・協力の関係にあるとの基本認識のもと、地方の意見を確実 に政策に反映させること。
そのため、分科会も含め、政策の企画・立案の段階から協議事項について 十分に説明するなど、実効性ある協議の場の運営を行うこと。
また、地方側の代表者の数を増やすとともに、指定都市の代表者を正式な 議員として位置付けるよう法改正を行うこと。
Ⅱ 真の分権型社会にふさわしい地方税財政制度の構築
(1)地方税財源の充実・確保
ア 税源移譲の確実な実現のための抜本的改革
現状では地方と国の歳出比率が6対4であるのに対し、税源配分は4対6 であり、仕事に見合う税源が地方に配分されていない。地方が担う事務と 権限に見合った地方税源の充実強化を図るため、国と地方の税体系を抜本的 に見直し、地方への税源移譲を確実に進めること。
また、地方が真に住民に必要なサービスを自らの責任で自主的、効率的に 提供するため、税源の地域偏在性が小さく、安定的な税収を確保できる地方 税体系を構築すること。
イ 社会保障分野における地方税財源の確保
地 方 自 治 体 は 、 医 療 、 介 護 及 び 子 育 て 施 策 な ど 幅 広 い 社 会 保 障 行 政 に おいて、サービスの運営・給付主体として重要な役割を果たしている。
このことを踏まえ、今後も増加が見込まれる社会保障分野に係る行政需要 に見合った地方税財源を確保すること。
消費税率10%への引上げは再延期することとされたが、社会保障の充実に 伴う地方負担については、地方財政の社会保障財源に影響が生じることのな いよう、必要な財源を確実に措置すること。また、消費税率10%への引上げ と同時に導入される軽減税率制度についても、国の責任で代替財源を確保す ること。
ウ 課税自主権の拡大
地方自治体の財政需要を賄う税財源は、法定税により安定的に確保される ことが基本であるが、地方は必要な財源を自ら調達する等のために、地域の 特性に応じた法定外税を創設することができる。
し か し 、 法 人 事 業 税 に 関 す る 規 定 が 及 ば な い 法 定 外 税 と し て 創 設 し た
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神 奈 川 県 臨 時 特 例 企 業 税 は 、 平 成 25 年 3 月 の 最 高 裁 判 決 で 、 法 定 外 税 であっても、別段の定めがない限り、法定税に関する規定に抵触してはなら ないという強行規定が及ぶものと判断され、違法・無効となった。
こ の 判 決 は 、 地 方 自 治 体 が 独 自 に 創 設 す る 法 定 外 税 は 法 定 税 に 関 す る 強行規定の制約を受け、国税を含む法定税が課税対象を幅広く押さえている 現状を踏まえると、実質的に法定外税の創設が困難であることを示したもの である。
現状のままでは、地方自治体の課税自主権の積極的な活用が阻害される ことから、地方自治体が、法定外税を法定税から独立した対等の税目として 創設することを可能とするなど、地方税法をはじめとした関係法令を抜本的 に見直すこと。
エ 車体課税の見直しに伴う地方税による代替財源の確保
平成28年度税制改正により、消費税率10%への引上げ時に自動車取得税を 廃止することとされた。その減収分については、自動車税及び軽自動車税に おける環境性能割の導入等により一部が補填されるものの、十分な代替財源 が確保されていない。
自動車取得税が地方自治体の都市基盤整備等の貴重な安定財源となってき た経緯等を踏まえ、自動車取得税廃止の際には、地方税による安定的な代替 財源の確保により、減収分の補填措置を行うこと。
また、平成 28 年度与党税制改正大綱では、平成 29 年度税制改正において、 自動車の保有に係る税負担の軽減に関し総合的な検討を行い、必要な措置を 講じることとされたが、仮に負担軽減措置を講じる場合には、地方自治体に 減収が生じることのないよう、地方税による安定的な代替財源を確保するこ と。
オ 償却資産に対する固定資産税の制度の堅持
平成 28 年度与党税制改正大綱において、「固定資産税が市町村財政を支 える安定した基幹税であることに鑑み、償却資産に対する固定資産税の制 度は堅持する」とされた一方で、平成 28 年度税制改正により、中小企業者 等が新たに取得した一定の機械及び装置について、時限的な特例措置が講 じられた。
償却資産に対する固定資産税は、償却資産の所有者が事業活動を行うに 当たり、行政サービスを享受していることに着目して課税しているもので あり、都及び市町村の重要な基幹税目であることから、国の経済対策の観 点から廃止などの見直しを行うべきではなく、引き続き制度を堅持するこ と。また、時限的な特例措置について、今回限りのものとし、延長・拡大 をしないこと。
カ 地球温暖化対策に必要な地方税財源の確保
平成28年度与党税制改正大綱では、地方の地球温暖化対策に関する財源の 確保について、市町村による継続的かつ安定的な森林整備等の財源に充てる 税制(森林環境税(仮称))等の新たな仕組みを検討するとされた。ついて は、地方自治体が地球温暖化対策に果たす役割と責任などを踏まえ、地方の
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意見を取り入れながら、これらの対策に必要な地方税財源を確保するための 具体的な制度設計を早急に進めること。
また、地方自治体が実施している地球温暖化対策は、森林吸収源対策だけ でなく、省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの導入など多岐にわたる ため、これらの対策に必要な地方税財源を確保する制度についても早急に 創設すること。
キ ゴルフ場利用税の現行制度の堅持
ゴルフ場利用税は、アクセス道路の整備・維持管理、廃棄物処理、地滑り 対策等の災害防止対策、農薬・水質調査等の環境対策等の行政サービスと 応益関係にあるものである。また、その税収の7割がゴルフ場所在市町村に 交付されており、地方自治体における貴重な財源となっていることから、 現行制度を堅持すること。
(2)自主財源である地方法人課税の拡充強化 ア 地方法人課税の拡充強化
地域間の税収格差の是正を名目に、平成26年10月に地方法人税が導入され、 平成28年度税制改正で、消費税率10%への引上げ及び法人事業税の暫定措置 の廃止に伴い、法人住民税法人税割の地方交付税原資化をさらに進めること とされた。地方法人税は、地方分権に反するとともに、地方自治体同士で 財源を奪い合う極めて不適切な制度であり、到底容認できるものではない。 加えて、同制度は、実質的には地方交付税の総額不足の補填に利用されて おり、国による地方財源の確保という責任を放棄した極めて不当なものであ り、制度運用の面からも将来にわたって地方財政に悪影響を及ぼすものであ る。
本来、税収格差の是正は、税源移譲により地方税を拡充する中で、国の 責任において行うべきであり、法人の行政サービスの受益に応じた負担とい う地方税の原則を踏まえるとともに、産業振興、地域活性化に取り組む地方 自治体の自主的な努力が報われるよう、自主財源である地方法人課税の拡充 強化を図ること。
イ 法人事業税の分割基準の適正化
平成28年度与党税制改正大綱において、法人事業税の分割基準のあり方に ついて検討を行うこととされた。
法人事業税の分割基準については、企業の事業活動と行政サービスとの 受益関係をより的確に反映させ、法人の事業活動が行われている地域に税収 をより正しく帰属させるものとなるよう適正化を図ること。
また、地方自治体間の財政調整を目的とする見直しは行わないこと。
(3)地方交付税制度の改革
ア 地方交付税の総額確保等と適切な運用
「経済財政運営と改革の基本方針2015」(骨太の方針)では、「地方の 安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について、2018年度までに おいて、2015年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を
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確保する」とされている。
しかし、地方においては、不可避的に増加する社会保障関係費に加え、 少子化対策の強化、地域経済の活性化、雇用の創出、防災・減災対策など、 必要な施策を将来にわたり実施していく必要があることから、これら行財政 需要の増加を的確に把握し、地方交付税の法定率の更なる引上げを含む抜本 的な見直しにより、地方の安定的財政運営に必要な総額を確保すること。
また、地方交付税は国による義務付けや政策誘導を行うための制度では なく、地方共有の固有財源であることを強く認識し、適切に運用すること。 あわせて、地方交付税が「国からの仕送り」であるかのような誤った認識を 国民に与えないよう、正確に周知するよう努めること。
さらに、各地方自治体の予算編成に支障が生じないよう、地方交付税の 具体的な算定方法を早期に明示すること。
イ 臨時財政対策債の廃止
臨時財政対策債は、平成13年度に3年間の措置として導入されて以来、 地方から廃止と地方交付税への復元を繰り返し要求してきたにもかかわらず、 数次にわたり特例的な措置の延長がなされてきた。
平成28年度は地方税の増収などにより発行額を抑制することとされたが、 臨時財政対策債の大量発行による地方財源不足の補填を継続することは、 将来の世代に負担を先送りしていることにほかならず、国がその責任を十分 果たしているとは言えない。また、過去に発行した臨時財政対策債の償還を、 新たな臨時財政対策債の発行により行うという現状は、持続可能な地方財政 制度という観点から、抜本的な見直しが急務である。
地方財源不足の解消は、税源移譲や地方交付税の法定率引上げ等によって 確実に対応すべきであり、地方が国に代わって借り入れる臨時財政対策債は、 平成28年度限りとし、延長することなく廃止すること。
(4)国庫支出金の改革
ア 国庫支出金の抜本的な改革
国庫支出金については、国と地方の役割分担を見直し、地方への権限及び 税源の移譲を基本とした抜本的改革を進めることとし、国は速やかにその 工程を明らかにすること。
それまでの間、国庫支出金は首都圏特有の行政需要を斟酌し、必要額を 安定的かつ確実に確保するとともに、地方自治体の超過負担の解消に格段の 努力を払うこと。
ま た 、 地 方 自 治 体 間 の 財 政 調 整 は 地 方 交 付 税 に よ り 行 い 、 国 庫 支 出 金 による財政力格差の是正は行わないこと。
さ ら に 、 事 務 手 続 の 簡 素 化 な ど 運 用 改 善 を 図 る と と も に 、 国 の 関 与 は 最小限とし、地方の自由度を高め、地域の知恵と創意が生かされる制度と なるよう見直すこと。
なお、国と地方は対等・協力の関係にあることを踏まえ、国庫支出金の 改革に当たっては、事業の規模等に関わらず、国の負担を一方的に地方に 付け替えるような見直しは厳に慎むこと。
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イ 基金事業の見直し
国 庫 支 出 金 の 廃 止 、 地 方 へ の 税 源 移 譲 が 行 わ れ る ま で の 間 、 国 か ら の 交 付 金 等 に よ り 造 成 さ れ た 基 金 事 業 に つ い て は 、 事 業 の 進 捗 状 況 な ど を 踏 ま え 、 地 方 の 必 要 に 応 じ た 増 額 や 、 事 業 期 間 の 延 長 を 図 る と と も に 、 地方の裁量による主体的かつ弾力的な取組が可能となるよう、基金の造成を 指定都市にも認めることなど、要件の見直しを行うこと。あわせて、事務 手続の簡素化などの運用改善を図ること。
(5)国直轄事業負担金の見直し
国 直 轄 事 業 に つ い て は 、 国 と 地 方 の 役 割 分 担 を 見 直 す こ と に よ り 、 真に 国 が 行 う べき 事 業 に限 定 し た 上で 、 国 が全 額 費 用 負担 す る とと も に 、それ 以外の事業は地方に権限と必要な税財源を移譲すること。なお、そのための 具体的な手順等を盛り込んだ工程を早急に示すこと。
ま た 、 国 直 轄 事 業 の 実 施 や 変 更 に 当 た っ て は 、 負 担 金 を 支 出 す る 地方自治体の意見を確実に反映させるため、事前協議を法制化すること。
加 え て 、 国 は 、 地 方 が 国 に 支 出 し た 国 直 轄 事 業 負 担 金 に つ い て 、 厳 正な 検査を行い、不適切な支出等があった場合は地方自治体に負担金を返還する 仕組みを構築すること。
Ⅲ 道州制の議論に当たって
道州制の議論に当たっては、真に地方分権に資するものとなるよう、地方の 意見を十分に尊重すること。
また、道州制の議論にとらわれることなく、権限移譲、義務付け・枠付けの 見直し、地方税財源の充実・確保等の改革を一体的に進めること。
Ⅳ 国の財政規律の確立と地方税財源の拡充
地方は、厳しい財政状況の中、大幅な職員数の削減など、徹底した行政改革 を 断行し、 財政健 全化 に努めて いるが 、国 は、地方 に比べ て、行政改革への 取組が不十分であると言わざるを得ない。
こ のよ うな 中に あって も、 国は 、地 方が国 に代 わっ て借 り入れ る臨 時財 政 対策債を継続するとともに、平成28年度税制改正で地方法人税の税率を引き上 げることとしており、更なる地方税の国税化を行っている。
国 は、 行政 改革 と財政 健全 化に 取り 組むと とも に、 こう した国 の財 政難 を 地方にしわ寄せする制度については、財政状況にかかわらず見直しを行うべき であり、速やかに制度の撤廃と地方の税財源の拡充に取り組むこと。
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平成28年 月 日
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
九都県市首脳会議
座長 横 浜 市 長 林 文 子 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 森 田 健 作 東 京 都 知 事 小 池 百合子 神奈川県知事 黒 岩 祐 治 川 崎 市 長 福 田 紀 彦 千 葉 市 長 熊 谷 俊 人 さ い た ま 市 長 清 水 勇 人 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫
介護人材の確保・定着対策の推進について
本年6月に公表された平成27年国勢調査抽出速報では、我が国
の高齢者数は3,342万人、高齢化率は26.7%といずれも過
去最高となり、 今後さらなる増加・上昇が見込まれる。 それに伴い、
要介護高齢者数が増加し、一層の介護ニーズが増大していく中で、
高齢者が可能な限り住み慣れた居宅、地域で自分らしく暮らし続け
ることのできる環境の整備が喫緊の課題となっている。
また、介護を理由に仕事を辞めざるを得ない介護離職者が、年間
1 0 万 人 を 超 え て い る こ と か ら 、 日 本 経 済 を 支 え る 現 役 世 代 が 、
介護しながら安心して仕事を続けられるようにするためにも、介護
に係る環境整備は必要不可欠である。
そ の よ う な 中 で 特 に 、 介 護 を 担 う 人 材 の 不 足 は 深 刻 な 状 況 と
な っ て お り 、 国 の 推 計 に よ る と 、 団 塊 の 世 代 が 7 5 歳 以 上 と な る
平成37年には、全国で37.7万人の介護人材が不足すると見込
まれ、そのうち11.1万人を首都圏(九都県市)で占めている。
しかしながら、介護従事者の賃金は、他産業と比べて低い水準に
留まっている上に、 「精神的・肉体的にきつい」といった介護職場の
マイナスイメージがクローズアップされている面もあり、介護施設
等では必要な職員の確保が困難な状況となっている。
介護関連職種の平成27年度における有効求人倍率が、2.68
倍 と 、 全 職 種 の 1 . 1 1 倍 と 比 べ て 非 常 に 高 い 水 準 に な っ て い る
ことからも、深刻な現状を見て取ることができる。
国 は 、 本 年 6 月 に 閣 議 決 定 し た ニ ッ ポ ン 一 億 総 活 躍 プ ラ ン に
おいて 、 「介護 離職ゼロ の実現」を掲げ て、介護人材の 処遇改善、
多様な介護人材の確保・育成など、介護人材確保のための総合的な
対策を進めるとしている。
今 後 も 、 国 と 地 方 公 共 団 体 は 、 連 携 し て 介 護 人 材 確 保 ・ 定 着 の
ための対策を進めていく必要があるが、国においては、次の事項に
ついて特段の措置を講じられたい。
別紙3
1 介 護 報 酬 に つ い て 、 介 護 従 事 者 の 人 件 費 に か か る 基 本 報 酬
引 き 上 げ に よ り 賃 金 の 底 上 げ を 図 る と と も に 、 経 験 や 能 力 等 が
賃金に適切に反映されるキャリアパスの仕組みの構築を促進させ
ることなどにより、介護従事者の処遇改善を進めること。
2 介護人材の確保・定着に資するため、マスメディアを活用した
キャンペーンなど、全国的かつ効果的な取組により、介護の仕事
のイメージアップを図ること。
3 介護福祉士修学資金貸付制度において、返還が免除される要件
である介護等の業務従事期間を、現行の5年間から3年間に緩和
すること。
平成28年 月 日
厚 生 労 働 大 臣 塩 崎 恭 久 様
一億総活躍担当大臣 加 藤 勝 信 様
九都県市首脳会議
座 長 横 浜 市 長 林 文 子
埼 玉 県 知 事 上 田 清 司
千 葉 県 知 事 森 田 健 作
東 京 都 知 事 小 池 百 合 子
神 奈 川 県 知 事 黒 岩 祐 治
川 崎 市 長 福 田 紀 彦
千 葉 市 長 熊 谷 俊 人
さ い た ま 市 長 清 水 勇 人
相 模 原 市 長 加 山 俊 夫
再生可能エネルギーの更なる普及拡大について
本格的な低炭素社会を実現するためには、省エネルギー対策だけでなく、再生
可能エネルギーの普及拡大に向けた取組の強化が不可欠である。
平成24年7月から電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する
特別措置法(FIT法)に基づく固定価格買取制度が施行され、全国的な再生可
能エネルギーの普及により、 CO
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